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七五三撮影に行ってまいりました

大学時代の友人より依頼を受けて、お嬢様の七五三撮影をさせて頂きました。

 

実は事前にお嬢様の着物撮影をフォトスタジオさんにて済ませていた友人。当初はスタジオ撮影した後、着物を借りてお参りを予定していたようですが、スタジオの着付けで「痛いよ〜、苦しいよ」と嫌がったお嬢様の様子を見て「お参りは着物ではなくワンピースで行きたいのだけれどどうかな?」という相談を受けていました。

 

今回はフォトスタジオで撮影が済んでいた事と「出来るだけ無理のない娘の自然体で撮影を」とお嬢様の気持ちに寄り添った友人の気持ちを大事にしたいと思い、「絶対着物じゃないといけないということはないよ。娘ちゃんがいやがるのなら無理のないワンピースで撮影する事もあるからワンピースにしよう」ということで今回はワンピースでの撮影に。

奥様のお知り合いからおすすめされた「船橋大神宮(意富比神社(おおひじんじゃ))」での撮影となりました。事前に友人から神社さんへ同行カメラマンがいる事や撮影の許可を頂き、当日ご挨拶をしてからの撮影をしてまいりました。

 

本殿での撮影はNG、お賽銭箱の前までにしてください。あとはご自由にという事でしたので、他の参拝者の方のご迷惑にならないように気をつけながら撮影させて頂きました。4、5組くらいの出張カメラマンさんがいらっしゃったようです。大勢の方はマナーを守って撮影されていたように見受けられますが、一部お賽銭箱のシーン撮影をされるカメラマンさんで長時間占拠して撮影されていた事に一般のお客様が不快感を示されていたのを見受けました。後ろの行列を見て少し配慮していただけると有り難いなと思ったシーンでした。

友人家族が無事ご祈祷をすませて、絵馬を飾るシーン。

まだまだ字が書けないお嬢様も一生懸命ペンを動かして、お願い事を書いてくれました。お母様が後ろにお名前などを書いてくださり、無事に絵馬を書き終えましたよ。

 

お嬢様の絵馬を見ながら、娘も3歳の時には字だか記号だかわからない文字で一生懸命絵馬を書いていた事を思い出しました。娘の時は自分で絵馬をかけに行った後、「やっぱりこれ(絵馬)を持って帰りたい」とぐずり出し、絵馬の前で動かなくなってしまった事を思い出しました。今では良い思い出です。

 

友人家族にもこの絵馬を書いたときのシーンが数年後に良い思い出になるといいなと思いながら、そっと撮影させていただきました。



最初こそ緊張していたけれど、境内を1周探検してご祈祷終わりからはくるくると表情が変わる笑顔の素敵なお嬢様。

私のカメラの師匠(いや神様?)の織田さんに教わった方法で、お嬢様とまずコンタクトを取りながらすぐに手を繋いでもらえるようになった後は、ほぼ自然な様子を納める事が出来ました。今回は和傘などの大きな小道具は使用せず、手鏡・万華鏡・小さな鈴等を使いながら撮影させて頂きました。

大学時代の友人であり、バンドメンバーでもあった友人が、良いお父さんになり、家族を支えている姿がとても微笑ましく、

またお祝いに駆けつけた同じ大学時代の友人と一緒にこの素敵なお祝いを見守る事が出来たのはとても幸せな時間でした。

Mくん、ご依頼ありがとう!!ご家族の素敵な時間を切り取らせていただけて本当に幸せなお仕事だなと感じた1日だったよ!